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肘痛、変形性肘関節症 |
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原因
肘痛は変形性肘関節症、テニス肘、ゴルフ肘、野球肘などがあり、変形性肘関節症は加齢による退行性変形によるもので、疼痛が出現する。テニス肘、ゴルフ肘、野球肘は運動性の痛みである。テニス肘は上腕骨外側上顆炎、ゴルフ肘は上腕骨内側上顆炎であり、その部分の出血,剥離,小断裂などで疼痛を生じる。野球肘は、子供の場合は離断性骨軟骨炎、成人は尺側側副靭帯損傷などが原因となる。
最近は、テニス肘もパソコンでタイピングのし過ぎで、物をつかんで持ち上げる動作やタオルをしぼる動作をする際に、肘の外側から前腕にかけて激痛が走るというのが主な症状。
変形性肘関節症
変形性肘関節症は加齢による退行性変形によるもので、疼痛が出現する。
治療
鍼灸治療には世界保健機構(WHO)でも下記の効果を認めており、この効果により適切なツボを治療することにより症状を軽減、解決を早めることが出来ます。
調整作用
組織・器官に刺激を与えて、機能を調整する作用。興奮作用と鎮静作用であり、
興奮作用は知覚鈍麻、運動麻痺のような神経の減弱、内臓器官の機能減退に、興奮させる作用。
鎮静作用は疼痛、痙攣のように機能が興奮している疾患に対して、鎮静させる作用。
鎮痛作用
内因性モルヒネ様物質あるいは下行性抑制などの機序により、鎮痛作用が作用する。
肘全体の治療
小海、曲沢、天井、尺沢
トリガーポイント療法の筋郡の治療
肘外側痛
棘上筋、上腕三頭筋、腕橈骨筋、回外筋、肘筋、前腕伸筋郡(長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋、尺側手根伸筋)
肘内側痛
上腕三頭筋、尺側手根屈筋、大胸筋、小胸筋、前鋸筋
前腕後面痛
棘上筋、上腕三頭筋、腕橈骨筋、上腕筋、大円筋、前腕伸筋郡(長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋、尺側手根伸筋)、棘下筋、前腕屈筋郡(橈側手根屈筋、尺側手根屈筋、長掌筋)
前腕前面痛
上腕三頭筋、回内筋、前鋸筋、広背筋、長掌筋、大胸筋、小胸筋
鍼灸治療の後に患者さんの状態により、キネシオテーピングを致します。 |
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