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リウマチ・リウマチ痛・関節リウマチ・関節外リウマチ
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リウマチ・リウマチ痛・関節リウマチ・関節外リウマチ
























































原因
関節を主病変とし、全身の支持組織の炎症性疾患、対称性の関節に炎症が起こり、女性に多い。初期は朝に関節がこわばり、多彩な症状が生じるようになる。マイコプラズマ、ウイルスの微生物感染が原因と考えられるが、真の原因は不明である。関節リウマチの原因は患者さんの免疫系に異常があり、このため遺伝子の何らかの異常、感染したウイルスや細菌の影響、あるいはこの両方の組み合わせによって起こるのではないかと考えられています。免疫系が異常に活動する結果、関節の毛細血管が増加し血管内から関節滑膜組織にリンパ球、マクロファージなどの白血球がでて、このリンパ球やマクロファージが産生するサイトカインと呼ばれる物質の作用により関節内に炎症反応がひきおこされ、関節の内面を覆っている滑膜細胞の増殖が起こり、痛みや腫れを起こし、関節液が増加し、軟骨・骨の破壊が進んでいきます。
症状
好発年齢は20-50歳代で、男女比は1:4である。

関節リウマチ、関節外リウマチの2つに大きく分けられ、その他に悪性関節リウマチ、回帰性リウマチ、若年性関節リウマチ、強直性脊椎炎、リウマチ性多発筋痛症があります。
関節リウマチとは?
関節に炎症が起きてリウマチとなると、関節が破壊されて脱臼などの症状が引き起こされます。手の握力低下、正座ができない、屈伸ができない、肘が伸びない、首が回らないなどが挙げられます。関節炎の初期には朝のこわばりと呼ばれる症状が出現します。関節リウマチと初期には手の指の関節(特に近位指節間関節)、また足の指の関節がおかされます。関節リウマチと関節炎が進行すると、関節そのものが変性し、関節にある滑膜細胞の増殖、軟骨の破壊と骨にはびらんが生じます。最終的には関節という構造物が強直という状態になります。こうなるともはや関節を動かすことは出来ないです。関節リウマチで指の骨が強直すると、最終的にスワンネック変形あるいはボタン穴変形といわれる典型的な関節リウマチ患者の手の形を呈します。尺側偏位もリウマチ患者によく見られる指が全て外側(尺骨側)を向く変形ですが、これは関節の脱臼が原因です。
関節リウマチの関節変形として
手の変形
親指のZ型変形
尺側偏位(指が外側に変形する)
ボタン穴変形(手前の指関節が曲がる)
スワンネック(手前の指関節が伸びきる)
手首の変形
リウマチによる手首の変形は亜脱臼した結果、手が落ち込んで見えるような形となります。
肘の変形
肘の場合は、リウマチで肘関節が屈曲し、肘を伸ばすことができなくなります。

リウマチの診断基準)
朝のこわばり(1時間以上)が6週間以上続く
3関節以上の腫れが6週間以上続く  
対称性関節腫脹緋
皮下結節
リウマトイド因子
上の4項目以上であればリウマチと診断する
関節外リウマチは?
眼の症状
関節リウマチ患者にはシェーグレン症候群が合併しやすく、乾燥性角結膜炎によるドライアイもよく見られます。その他に下記の症状があります。
呼吸器の症状
間質性肺炎、気道病変、胸膜病変、リウマチ結節、血管病変、睡眠時無呼吸症候群(顎関節病変、輪状披裂関節病変)などを合併することがある。
心臓の症状
心臓超音波検査を行うと心嚢液の貯留を認めますが、これは関節リウマチによる心膜炎の所見です。心臓にリウマトイド結節を生じることもあります。
リウマチ性心疾患とは、リウマチ熱によって引き起こされる心臓障害のことです。リウマチ熱によって心臓の一番内側の膜に炎症が生じ、心臓弁膜が厚くなって弁の機能障害を引き起こします。リウマチ性心疾患ではこのような障害が生じて、心不全や不整脈の原因となります。
消化管の症状
慢性の炎症により続発性アミロイドーシスが生じることがあります。リウマトイド血管炎による虚血性腸炎がおこる可能性はあります。
腎臓の症状
合併するシェーグレン症候群、ステロイドおよび非ステロイド系抗炎症鎮痛薬による間質性腎炎があります。
神経の症状
関節リウマチに伴い血管炎が生ずれば、それに伴い多発単神経炎がおこることがあります。
皮膚の症状
圧力のかかる部位にリウマチ結節とよばれる病変がみられることがあります。皮下出血などもみられます。
血液の症状
脾腫、白血球減少をきたしフェルティ症候群と呼ばれる病態を呈することがあります。
関節症状

多発性、対称性に関節に炎症が起こり、初期は朝に関節がこわばりる。

悪性関節リウマチ
悪性関節リウマチは慢性関節リウマチの一つで、全身の血管に炎症が起きて関節外にリウマチ症状が見られる状態のことです。慢性関節リウマチの患者さんの0.3%でみられます。悪性関節リウマチの場合は男性のほうが多いです。悪性関節リウマチの症状は発熱、体重減少、激しい関節痛、内臓や皮膚病変、血管病変。
回帰性リウマチ

回帰性リウマチは急性の関節炎と関節周囲炎の発作が周期的に起こる原因不明の疾患です。回帰性リウマチは手指、手、膝、肩関節に起こりやすく、微熱や軽度の炎症反応が見られます。発症は30代~60代の男性にみられます。
若年性関節リウマチ

若年性関節リウマチといわれ、16歳以下で発症する慢性関節炎のことを指します。若年性関節リウマチにはいくつかのタイプに分かれます。
全身型若年性関節リウマチ
関節炎より高熱や発疹などが前景に立つ病型で、スティル病と呼ばれます。
少関節型若年性関節リウマチ
5歳前後の女児に発病が多い病気で、ひざや足関節といった大関節に障害が起きやすいです。
多関節型若年性関節リウマチ
成人に見られる慢性関節リウマチによく似た臨床像を示します。
強直性脊椎炎
強直性脊椎炎とは、仙腸関節や股関節といった脊椎を中心に関節炎や腱付着部炎を引き起こして脊椎が固くなる病気です。強直性脊椎炎になる原因には遺伝の可能性があり、男性のほうが女性よりかかりやすく、初期は腰痛、頸部痛、背骨の可動制限。進行すると背骨が丸くなる、肩関節や股関節の痛み、動きの制限となります。
リウマチ性多発筋痛症

リウマチ性多発筋痛症は肩、大腿、上腕部、腰、頚部などの筋肉に、こわばりや痛を引き起こす疾患です。リウマチ性多発筋痛症の原因は不明で、50歳以上の高齢者に多い病気です。症状は発熱、全身倦怠感、体重減少、1ヶ月以上の痛、関節痛で骨や関節に変形は見られない。
治療
鍼灸治療には世界保健機構でも下記の効果を認めており、この効果により適切なツボを治療することにより症状を軽減、解決を早めることが出来ます。
調整作用
組織・器官に刺激を与えて、機能を調整する作用。興奮作用と鎮静作用であり、 興奮作用は知覚鈍麻、運動麻痺のような神経の減弱、内臓器官の機能減退に、興奮させる作用。 鎮静作用は疼痛、痙攣のように機能が興奮している疾患に対して、鎮静させる作用。
鎮痛作用
内因性モルヒネ様物質あるいは下行性抑制などの機序により、鎮痛作用が作用する。
免疫作用
免疫機能を高める作用がある。施術により身体の免疫系への影響にて免疫機能を高められる
消炎作用
施術により白血球が増加し患部に遊走し、血流改善により病的浸出物などの吸収促進する。
反射作用
痛みの刺激に対しての反射機転を介して、組織・臓器の機能を鼓舞、抑制する。

東洋医学
では、痺症と呼び、風、寒、湿の三気が人体を侵すことにより生じるといわれています。また行痺、痛痺、着痺といわれています。
治療としては百労、伸肘、虎辺、四強、外踝尖、曲池、外関、合谷、肩中兪、腰眼、環跳、膝眼、三陰交、商丘、太衝、崑崙、京骨及び腫れている周囲
、を治療点としていきます。
痛みの部位による治療点
頚椎関節・・・・・・風池、風府、大椎
肩・・・・・・・・肩髃、肩貞
腕・指関節・・・・・・・大陵、陽溪、腕骨、合谷、三間、液門
肘関節・・・・・・・曲池、手三里、天井
腰関節・・・・・・・腎兪、大腸兪、命門
股関節・・・・・・・環跳、沖門、髀関
膝関節・・・・・・・膝眼、委中、足三里、陽陵泉
足首・足指関節・・・・・・・太沖(太衝)、解溪、昆明、丘虚
、 拇指の場合、太白、太衝
鍼灸治療の後に患者さんの状態により、キネシオテーピングを致します。

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