腱鞘炎,突き指,ドケルバン病,拇指狭窄性腱鞘炎 |



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原因
腱鞘炎は突き指,ドケルバン病などで、ドケルバン病は,橈骨茎状突起部における狭窄性腱鞘炎である。
症状
ドケルバン病(拇指狭窄性腱鞘炎)
手を使う中年婦人に多く拇指を手掌の中に入れて、握りこぶしを作り、小指側に屈折すると痛みが生じる。
突き指(ばね指)
拇指、中指、薬指に好発し、拇指が一番多い。
治療
鍼灸治療には世界保健機構(WHO)でも下記の効果を認めており、この効果により適切なツボを治療することにより症状を軽減、解決を早めることが出来ます。
調整作用
組織・器官に刺激を与えて、機能を調整する作用。興奮作用と鎮静作用であり、
興奮作用は知覚鈍麻、運動麻痺のような神経の減弱、内臓器官の機能減退に、興奮させる作用。
鎮静作用は疼痛、痙攣のように機能が興奮している疾患に対して、鎮静させる作用。
鎮痛作用
内因性モルヒネ様物質あるいは下行性抑制などの機序により、鎮痛作用が作用する。
ドケルバン病(拇指狭窄性腱鞘炎)
治療として陽渓、合谷、経渠、曲池、列缺、温溜、外関、偏歴を治療します。
突き指(ばね指)
治療としては、合谷、経渠、偏歴、太淵、圧痛点に刺鍼をいたします。
トリガーポイント療法の筋郡への治療
手首前面痛
回内筋、前鋸筋、広背筋、長掌筋、大胸筋、小胸筋、前腕屈筋郡(橈側手根屈筋、尺側手根屈筋、長掌筋)、母指対立筋
手首後面痛
前腕伸筋郡(長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋、尺側手根伸筋)、斜角筋、広背筋、上後鋸筋、第一背側骨間筋
手指痛(掌側)
指屈筋、骨間筋、広背筋、前鋸筋、
手指(背側)
指伸筋、斜角筋、骨間筋、広背筋、上腕三頭筋、
鍼灸治療の後に患者さんの状態により、キネシオテーピングを致します。 |
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