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自律神経失調症・不定愁訴症候群
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自律神経失調症・不定愁訴症候群










原因
ストレスが重なり、情緒不安定となりホルモン分泌が悪くなって、自律神経失調症となることが多く、不定愁訴症候群は主観的訴えであり、愁訴は多愁訴で多角的所見に比較して不相応に自覚症状が強く、質的変化が見られやすい。
症状
不定愁訴症候群の定義

全身の倦怠感、頭重、めまい、フラフラする、動悸、肩こり、胃もたれ、イライラ、でこれらに見合う器質的あるいは機能的な疾患、障害を見い出せないものをいう。高血圧、低血圧、貧血、甲状腺機能異常症、うつ病などは不定愁訴を訴えるので鑑別を要する。自律神経失調症の多くみられる症状には、めまい、ふらつき、動悸、息切れ、倦怠感、疲れやすいこと、手足の冷え、発汗、頭ののぼせ、頭痛、頭重感、不眠、食欲不振などがあります。病気に対する不安感で精神的にも不安定になっており、不安、緊張、過敏、抑うつなどを伴うことがあります。めまい、冷や汗が出る、体の一部が震える、脈が速くなる、血圧が激しく上下する、立ち眩みする、耳鳴りがする、吐き気、頭痛、微熱、過呼吸、生理不順といった身体症状から、人間不信、情緒不安定、不安感やイライラ、抑うつ気分など精神的な症状が現れることが多いです。
不定愁訴症候群→自律神経失調がない→心因あり→神経症型(発生頻度30%)

不定愁訴症候群→自律神経失調があり→心因あり→心身症型(発生頻度45% 20~30歳の女性に多い)

不定愁訴症候群→自律神経失調があり→心因なし→本態性自律神経失調症型(発生頻度25% 20~30歳の男性に多い)

症状→全身性愁訴、神経筋性愁訴、循環器性愁訴、消化器性愁訴
治療
東洋医学では
憂うれば脾を損なうというように脾が犯され四肢のひえ、倦怠感がでてきます。脾を補う治療を進めます。また神経系、呼吸系、消化器系の症状に対して治療をおこなっていきます。治療については、脾を補う治療を進めます。また神経系、呼吸系、消化器系の症状に対して下記の治療をおこなっていきます。

全体的には
人中、足三里、下関、頬車、地倉、合穀、中脘、気海、内関、百会、三陰交などを刺鍼す。そして症状によって下記を追加する。
頭痛などには、天柱、
不眠・めまいには、完骨、太陽、完骨、肺兪、心兪、中脘、内関
発汗・発疹には、腎兪、陰谷、
四肢の痺れには、曲地、足三里、
循環器系には、膻中、郄門、心兪、隔兪、膏肓、曲池、手三里、足の第2指、第3指の指根の中央
呼吸器系には、肺兪、太淵、
消化器系には、脾兪、大腸兪、梁丘、水分、陰交、膏兪、上部胃の六灸(心兪、隔兪、肝兪)
生殖器系には、腎兪、関元兪、

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