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注意欠陥多動性障害、ADHD
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注意欠陥多動性障害(ADHD・・Attention Deficit Hyperactivity Disorderの略)












原因
注意欠陥多動性障害(ADHD・・Attention Deficit Hyperactivity Disorderの略)とは多動性、不注意、衝動性を症状の特徴とする発達障害、行動障害の病気です。
小学校入学前後に発見される場合が多く、集中困難、過活動、不注意などの症状が通常7歳までに確認されますが、不注意優勢型の場合は幼少期には周囲が気付かない場合も多く、近年は大人になっても残る可能性があります。
ADHDの子供の約40%は青年期になるまでに、自尊心、抑うつ、不安、権威に対する反抗、欲求不満を感じたときに忍耐力がない、という形で現れ,男子の数は女子の10倍となり、ADHDを持つ児童のうち約30%が脳波異常、特にてんかんに似た脳波を記録することが確認されていますが、ADHDは知能の低下をもたらせません。
脳の前頭葉の意欲・感情・注意力・集中力に関わる部分が20%位小さくなっていることが判明しました。
遺伝的な要素が指摘され、遺伝的な要素に様々な要因が加わり、ADHD症状を発病させます。
抑制や自制に関する脳の神経回路が発達の段階で損なわれているという原因も説の一つです。
症状
注意欠陥多動性障害(ADHD)は、注意力の持続、集中力、作業持続性において生じ、活動量が多すぎて衝動的であり、幼稚園児の場合は、多くが不安症で、コミュニケーションに問題があり、行動がうまくできません。
注意力も散漫、落ち着きが無く、忍耐力に欠け、無分別であるのが特徴です。
症状の基準
多動性
手足をそわそわと動かし、または椅子の上でもじもじする。
静かに遊んだり、余暇活動につく事ができない。
じっとしていない、しゃべりすぎる等の症状がある。
座っていることを要求される状況で席を離れる。
不適切な状況で、余計に走り回ったり高いところへ上がったりする。
不注意
学業、仕事、またはその他の活動において、しばしば綿密に注意する事が出来ない、または不注意な過ちをおかす。
課題または遊びの活動で注意を持続することがしばしば困難である。
直接話しかけられたときにしばしば聞いてないように見える。
指示に従えず、学業、用事、または職場での義務をやり遂げる事が出来ない。
課題や活動を順序立てることがしばしば困難である。
精神的努力の持続を要する課題に従事することをしばしば避ける、嫌う、またはいやいや行なう。
課題や活動に必要なものをしばしば無くす。
外からの刺激によって容易に注意を逸らされる。
毎日の活動を忘れてしまう。
衝動性
質問が終わる前に出し抜けに答え始めてしまう。
順番を待つ事が困難である。
他人を妨害し、邪魔する。
治療
注意欠陥多動性障害(ADHD)の子供の多くは成長後も注意力散漫は改善されませんが、成長するにしたがって衝動的な面と多動性はやや治まる傾向があります。
若者や成人の多くは、自分のADHDによる注意力散漫に合わせていくことを学びますが、学業成績の不良、自尊心の低下、不安、抑うつ、適切な社会行動をなかなか身につけられないことなどが現れます。
ADHDの子供の多くはものを作り出すことに優れた成人になるということと、学校よりも働く環境の方によりなじみやすい。
小児期にADHDを治療しなかった場合、アルコールや薬物の乱用、自殺のリスクが高くなることがあります。
脳内のドーパミン・トランスポーターとノルアドレナリン・トランスポーターに作用する事で、ドーパミンやノルアドレナリン量を増やす治療をおこないます。

鍼灸治療として
夾脊穴、百会、承霊、太陽、風池、人中、神庭、印堂、大椎、内関、合谷、百会、前頂、懸顱、後頂

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