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言語発達遅滞
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言語発達遅滞














原因
言語発達遅滞とは、一般に3歳くらいになっても、言葉が出ない場合を、言語発達遅滞といいます。言語発達遅滞とは従来は3歳になっても言葉によるコミュニケーションが出来ない場合を言います。言語発達遅滞と学習障害とともに、子どもの発達段階の早期、主に幼児期に明確になり、明らかな知的遅れ がないのに、学習面のある特異な領域の、言葉の表現や理解、文字を書く、文字を読む、計算する、運動するなどで、遅れはそれらのひとつ、あるいは複数の領域にわたり、 明らかな遅れが認められることを総称して、特異的発達障害といいます。全般的に知能の遅れはないが、読む、書く、聞く、計算する、推論するなどの能力のうち、特定のものが苦手な障害を言う。学習障害の子どもには学習指導を必要とするが、学習上の問題の改善が最終目的ではなく、むしろ本人の自信を回復し自尊心が高まることを目標とする
特異的発達障害には、
言語発達障害
発達性言語遅滞
発達性書字障害
発達性読字障害
発達性計算障害
発達性協調運動障害
などがあり、多くの場合、単に学習面の特異な遅れだけではなく、多少なりとも対人関係上の問題や行動上の問題も認められます。
言語発達遅滞を招く四つの要因
1、知的発達の遅れ(知能障害による言語発達遅滞)
2、発声・発語器官の器質性上の問題(難聴による言語発達遅滞)(発声器官の運動異常(たとえば脳性まひなど)による言語発達遅滞)
3、高次脳機能障害による言語活動に関する問題(精神心理学的な言語発達遅滞)
4、環境による言語発達遅滞(両親からの話しかけが少ない、あまりにも甘やかされすぎて幼児が発声を必要としない)
症状
幼児期早期言語発達遅滞
幼児期早期は、発語が遅れることが多く、話し言葉の理解はよくても発語がうまくできなかったり、相手の話におよその見当をつけて反応しますが、実際には正確に指さしができなかったり、自分の意思を言葉で表現できなかったりします。 歩行開始が遅れたり、話し言葉は理解できなくても、相手の身ぶりをみて相手の意思を読み取ろうとしたり、みずからも身ぶりで意思を伝えようとする仕草がみられることもあります。     
幼児期後期言語発達遅滞
後期は、落着きのなさがひどくなり、じっとしていられず、始終動き回ります。ささいな刺激にもすぐに反応して、集中力がなく、何かをさせようとしてもすぐにほかのことに気が移りやすくなります。集団にもなかなか参加できず、自分勝手なひとり遊びに逃げ込みやすいところがあります。 情緒面でも不安定で、かんしゃくを起こしやすかったり、衝動的に突発的な行動をすることもあります。   
学童期言語発達遅滞
学童期になると、多少なりとも落ち着いてきますが、学習面での特有な障害が顕著になってきます。本を読んだり、文字を書いたり、計算したりする能力の獲得に著しい困難を示すようになります。一つひとつの文字は読めても文章の内容の理解が難しかったり、数字は読めても、物の数は数えられなかったり、工作や体育が苦手だったりします。子ども自身に苦手意識が芽生えてくると、そのような課題に対して回避的になり、生活面でさまざまな問題が生じてくるようになります。大人との間ではある程度うまく振る舞うことができても、同年齢の子どもとの交流は困難であることがほとんどで、次第に集団のなかから孤立するようになります。
治療
達障害が疑われたら、専門家による診断を受けることが望まれまが、治療は専門家にまかせるのではなく、あくまでも子どもが現在暮らしている場での生活を保証しながら、個別的に配慮することが必要で、言語発達のレベルに合わせた言葉かけをしながら、集団遊戯はその子に合わせた簡単な課題から取り組めるように工夫して、温かく励ましながら少しでも成功した喜びを体験させるなど、子どもの意欲を高めて自発性が育っていくようにする必要があります。鍼灸の効果がかなりよく、中国では、鍼灸が第一選択肢となっています。
治療の取穴として
風池、太陽、人中、百会、合谷
難聴性言語遅滞の場合は難聴の鍼灸治療も合わせて行います。

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