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生理不順・月経異常
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生理不順・月経異常














原因
生理不順とは生理持続期間と血量などの異常の状態です。
生理の周期の長短、出血量が変化、出血している期間が長かったり、痛みの強弱などが現れます。
子宮壁の子宮内膜と呼ばれる特徴的な粘膜層は、卵巣が分泌するホルモンの影響を特に強く受ける部位で、月経周期に伴って、周期的な変化をすることが知られます。
排卵し、受精しなかった場合、子宮内膜が剥がれ落ち、血液とともに体外に排出されるのが月経です。
生理不順になる原因は、思春期や更年期にホルモン分泌・卵巣機能が不完全、疲労、ストレス、環境変化、不規則な生活、ダイエット、肥満、運動不足、下垂体腫瘍、甲状腺機能亢進症などによって引き起こされると考えられています。
生理不順には、月経周期が24日以内の頻発月経、39日以上の稀発月経、月経がない無月経があります。これらの原因の約70%が脳の視床下部に問題があり、視床下部に障害が起きると、性腺刺激ホルモンの分泌が正常に働かなくなり、排卵しなかったり、遅延排卵が起こります。 
視床下部の障害は、環境変化、精神的ストレスによって起こります。
症状   
月経周期の異常
頻発月経・経早・月経先期
月経周期が24日未満の場合をいい、周期が不安定な思春期や更年期に多くみられます。
排卵機能の異常や、黄体のはたらきが不十分な黄体機能不全症などが原因と考えられます。
稀発月経・経遅・月経後期
42日以上6ヶ月未満の月経の遅れを希発月経、6ヶ月以上を続発性無月経と呼んでいます。 卵胞や黄体ホルモンを分泌する卵巣、それらのホルモンに反応する子宮などの機能不全が考えられます。
不正周期月経・経乱
月経周期が不定期なもの(毎回の変動が7日以上)
月経持続期間の異常
過短月経・・・・出血期間が異常に短縮する(2日以下)
過長月経・・・・出血期間が異常に長くなる(8日以上)。     
月経量の異常
過少月経症(20ml未満)
過少月経とは、出血が1日以内または血性の帯下がある程度の場合をいいます。 子宮内膜の卵胞ホルモンに対する反応が低下しているもので、器質性や機能性の原因が考えられます。
過多月経症(140ml以上)
月経量が多量のために、貧血など日常生活に支障をきたす場合をいい、月経時に大きな凝血が混じるのが特徴です。原因として、思春期や更年期にみられる機能性や、子宮筋腫などの器質性ですが殆ど機能性です。この時期には月経周期が長くなり、排卵が2週間以上遅れることが多く、子宮内膜がより厚くなったために月経量が増したためです。
希発月経と無月経
一般に16歳までに初潮がない場合を初潮遅延
20歳までに月経が出現しない場合を原発性無月経
月経困難症(月経痛)
月経時に下腹部痛や腰痛、頭痛、吐き気や嘔吐、めまいなどが発生する場合をいいます。
月経前症候群
月経前4日以内から不安や憂うつなどの自覚症状が強くなる症状です。脳でつくられるドーパミン・セロトニンという神経伝達物質や、β-エンドルフィンという鎮静物質の低下であるといわれています。   
機能性子宮出血
器質性疾患がないのに子宮内膜から不正に出血するもので、卵胞ホルモンの分泌や機能の低下が考えられます。
東洋医学では、肝欝によるものと腎虚によるものに分けられます。
肝欝による月経不順
抑うつや激怒により肝の疏泄が失調すると発症します。一般的に、肝の疏泄が過度になると月経は早くなり、疏泄が及ばないと月経が遅くなると言われています。肝の疏泄が一定せず過度になったり及ばなかったりすると月経周期が不安定になります。経血量が安定しない、乳房の脹痛、胸脇部の脹痛、抑うつ感、ため息などがあります。
腎虚による月経不順
先天の腎気不足や房事過多による腎気の消耗により、腎の精血を蓄える作用が失調して衝脈、任脈に及んで発症します。 症状として経血量が少ない、耳鳴り、頭のふらつき、腰のだるさなどがあります。
鍼灸治療
脾、腎、肝のバランスを整えることを目的に施術してまいります。
取穴として帯脈、中極、気海、関元、天枢、腎兪、次髎、足三里、太沖、肝兪、脾兪 、三陰交、太谿におこないます。

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