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ドライスキン(皮脂減少性湿疹・進行性指掌角皮症・足蹠角皮症・小児乾燥性湿疹)
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ドライスキン(皮脂減少性湿疹・進行性指掌角皮症・足蹠角皮症・小児乾燥性湿疹)






原因
ドライスキンとは皮膚最表層角質層に含まれる水分量が減少して皮膚が乾燥した状態をいいます。角層水分量は皮脂や角質細胞間脂質により保持される水分含有量というので、保湿成分が減少する老人や、入浴時の過度の洗浄、長時間入浴などによってもドライスキンになります。角質水分量は発汗、外気に影響され、冬季・暖房によりドライスキンが悪化します。 皮膚の乾燥は、手、腕、太もも、すねなどの四肢が乾燥しやすく、バリア層に隙間ができ、隙間から水分が蒸発経表皮水分喪失というカサカサした鱗屑ができ、鱗屑が衣服に触れると痒くなり、掻きこわすと鱗屑がはがれて皮膚はバリア層のないむき出しの状態になり、刺激にも過敏に反応し、水分はさらに蒸発するという悪循環をくりかえします。
皮脂減少性湿疹
年齢を重ねるにつれ皮膚表面の皮脂分泌が低下し、皮膚が乾燥して、冬季では空気の湿度が下がり発汗も減少するので、カサカサした皮膚は粉をふいた状態となり痒みを増し、掻きこわして湿疹を生じます。
乾燥肌
乾燥肌は遺伝的体質で角質細胞間脂質が不足しているため間隙の水分が蒸発し、角層がめくれあがった状態になりやすく、表皮下の真皮にあるべき 線維が表皮内に伸びるので、痒くなり、掻破することにより湿疹が悪化する。
進行性指掌角皮症
20歳前後の女性で、急に水仕事が増えた機会に発症する。手指指がカサカサと乾燥し、ひび割れを生じ、ひどくなると指紋がなくなる様な事もあり、冬になると増悪し、夏は軽快する。原因としては皮膚アルカリ中和能力の低下、汗分泌低下、機械的刺激(水・洗剤)による接触皮膚炎と考えられている。
足蹠角皮症
踵のヒビ割れ のことで、踵(かかと)は体重を支える場所で、皮膚の角質が肥厚しているため、角質では体内から浸透してくる水分が、外側の角質まで充分に行き届かないので、表面が乾燥した状態となり、ひび割れ、 亀裂を起こす。
小児乾燥性湿疹
皮膚の乾燥した幼小児の体幹 (お腹)と背中 に、毛穴毛孔 に一致した粟粒大の小丘疹が多発し、鳥肌のように見え、瘙痒が激しく、秋から冬にかけ増悪する。
治療
角質層の水分の増加と保持を目的として保湿剤の外用が主となります。保湿剤で痒みが改善されない場合は、抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤、マイナートランキライザーや漢方薬が使われます。エアコン、電気毛布、ホットカーペットなどの電気器具は、室内を乾燥させるので、それらの使いすぎをセーブし、加湿器等を利用することに注意をする。下着は 刺激の少ない保湿性の高いコットンの柔らかい肌着を使用し、入浴時には洗浄力の強い石鹸を避け、皮膚の皮脂を取りすぎないことや、ナイロンタオルを使ったり、ゴシゴシ洗ったりするのは角層を傷つけ、肌に刺激を与え過ぎないようにする。風呂上りには、カサカサした部分に保湿剤を塗る。
食事ではアルコール・香辛料の強い料理は控えめにする。

鍼灸治療では、血中のかゆみを起こす物質の産生を抑制する効果があるといわれています。治療として風市、血海、曲池、合谷、足三里、太沖、中脘、天枢、


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