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Acupuncture Clinic TEL 042-455-5828 |

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夜尿症・おねしょ |
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夜尿症・おねしょ |


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夜尿症・おねしょ
原因と症状
腎臓の再吸収が不十分による夜尿症
腎臓の尿細管という部分で、再度必要な水分等を体にもどします(再吸収)が、抗利尿ホルモンが少ないと尿細管での再吸収が不十分となり、尿の量が増えてしまいます。
膀胱容量の小ささによる夜尿症
夜尿症のお子さんは、この機能的膀胱容量が年齢と比較して小さく、睡眠中に膀胱に尿が十分にためられず、もらしてしまうのです。昼間はがまん尿が充分ためられるのに、寝てしまうと膀胱機能が不安定になって、少ない尿量でもおねしょをしてしまうこともあります。(解離型)
抗利尿ホルモンが少なさによる夜尿症
抗利尿ホルモンにより日中は抗利尿ホルモンが少ないために尿量が多くなり、夜間は抗利尿ホルモンが多くなるため尿量が少なく、夜尿症の場合は、夜間にたくさん分泌されるはずの抗利尿ホルモンが少ないため、夜間の尿量がとても多くなってしまうことにより、おこります。
心理的なストレスによる夜尿症
心理的なストレスを受けることにより抗利尿ホルモンの分泌に影響して夜尿となります。
睡眠リズムの乱れによる夜尿症
夜中に起こして排尿させると、睡眠リズムが乱れて抗利尿ホルモンの分泌が減って、夜尿が起きることもありリズムの乱れで起きることが解ってきました。
治療
基本的には鍼を皮膚下にさすことはしません。同時に、ツボや経絡を刺激して、心身のバランスを整えていきます。治療において、痛みは全くありません。治療回数は状態にもよりますが、週に一度、4回程度継続して治療を行うと効果が出てきます。症状が重い場合は、治療を続けることが大切です。
夕食後の水分をとらない、塩分を控えめ、就寝前に十分排尿させ、身体や布団をあたためて寝る、夜に起こして排尿させるのは1回まで、起こしても、自分で起きられるようにならないとあまり効果はありません。親が怒っても、子供が劣等感をもったり、自信を失ったりして逆効果であり、親が気にしないよう、安心感をもたせることが必要です。
取穴として
夜尿点(足の親指の爪付け根の中央部)、大敦、三陰交、関元、百会、太衝、太渓、丹田、中極、脾兪、胆兪、肝兪、膀胱兪、次髎、腰陽関、中脘を小児鍼で治療します
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