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大腿筋膜張筋のスナッピングによる股関節痛
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大腿筋膜張筋のスナッピングによる股関節痛









原因と症状
股関節は、お尻の筋肉(大殿筋、中殿筋、小殿筋、梨状筋、腸腰筋など)によって支えられており、股関節痛とは、これらの筋肉が硬くなっていることや炎症がある、股関節自体の問題によって起こってきます。

<股関節の動きと筋肉>
屈曲(股関節を曲げて脚を持ち上げる)・・・・腸骨筋、大腿直筋、大殿筋
伸展(お尻やもも裏の筋肉を使い、脚を後ろに伸ばす)・・・・大殿筋、ハムストリングス
内転(足を内側に閉じる)・・・・内転筋、薄筋
外転(足を外側に開く)・・・・・中殿筋、小殿筋
内旋(つま先と膝を内に向ける)・・・・中殿筋、大腿筋膜張筋
外旋(つま先と膝を外に向ける)・・・・大殿筋、大腿四頭筋
前面の痛み・・・腸腰筋(腸骨筋、大腰筋、小腰筋)
腸腰筋(腸骨筋、大腰筋、小腰筋)の中央付近に鼡径靭帯が横切り、この靭帯が筋肉に負担をかけることがあります。
急なしゃがみ込みや、急なダッシュ&ストップ等により筋肉が靭帯により圧迫を受け、腸腰筋腱膜に炎症が起こります。
座位時には足の付け根や奥深い方に重いだるさや痛みを感じることが特徴です。
外側の痛み・・・・(大腿筋膜筋など)
股関節外側の筋肉(大腿筋膜筋など)が肉離れを起こす事により生じる痛み。
特徴として、股関節を内側や外側に動かす際、また坂を下る際に痛みを生じます。
外側の痛み・・・・(大腿筋膜張筋のスナッピング)
大きな帯状の筋膜や腱が大転子の上を移動する際にスナッピング(弾音)を感じ、股関節がずれてしまったような感じがすることがあります。股関節を曲げたり回旋させたときに起こります。

側上部の痛み・・・・(ヒップポインター)
受傷直後は痛みが少なく、「数時間後あるいは翌日」に歩けないほどの激痛になることがあります。腸骨稜の外側への直接的打撃、いわゆる打撲等により痛みが生じることがあります。
打撲により、腸骨稜に付着する筋肉が硬くなり、痙攣を起こします。
全体的な股関節痛の症状として
足の付け根が痛い
お尻が痛い
>
あぐらをかけない
治療
大殿筋、中殿筋、小殿筋、梨状筋、大腿筋膜張筋、縫工筋、大腿四頭筋、大腿直筋、外側広筋、内筋郡、腰方形筋腸腰筋、が原因となることが多く、トリガーポイントとして痛みを発している。痛みを発している原因筋の治療により緩和していく。

股関節痛で最も良く見られるのは、
股関節の付け根の痛みで、腸腰筋、大腿直筋が大腿骨の付着部付近の痛みとして出てきます。


殿部の痛みでは、梨状筋、中殿筋、小殿筋などが原因で痛みが出る場合があります。
股関節周辺の筋肉は、体表から触れられない筋肉も多く、炎症等の原因となる筋を判断するには、下肢の動きに対する痛みを的確に捉えて治療いたします。


ヒップポインター(腸骨稜の打撲)の治療
当院では、初期は安静(スポーツ禁止)が重要ですから、安静とアイシング(冷却)を併せて指導しています。その上で、内出血や筋肉の損傷の治療・痛みの軽減・血流の改善などを目的に、テーピング、アイシング(冷却)などを行い、痛みなどの急性の症状が軽減すると、急性期の治療に加えて温熱療法・運動療法・ストレッチング・マッサージなどを行います。

トリガーポイント療法としての筋郡への治療

殿部痛
中殿筋、小殿筋、大殿筋、半腱様筋筋、半膜様筋、脊柱起立筋、腰方形筋、ヒラメ筋、梨状筋
股関節痛
小殿筋、大殿筋、腰方形筋、梨状筋、外側広筋、大腿筋膜張筋
鼠径部痛

恥骨筋、長内転筋、大内転筋、腹直筋、腹斜筋、腸腰筋
大腿外側痛と股関節痛
小殿筋、外側広筋、梨状筋、腰方形筋、大腿筋膜張筋、大殿筋
大腿内側痛
恥骨筋、内側広筋、薄筋、大内転筋
大腿前面痛
長内転筋、中間広筋、腰方形筋、腹直筋、縫工筋、恥骨筋、大内転筋、腸腰筋
大腿後面痛
小殿筋、半腱様筋、半膜様筋、大腿二頭筋、梨状筋

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