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頭痛、緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛、前頭部痛、側頭部痛、後頭部痛
頭痛、緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛、前頭部痛、側頭部痛、後頭部痛



頭痛(緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛、前頭部痛、側頭部痛、後頭部痛、)

原因
頭痛には緊張型頭痛,片頭痛、群発頭痛、そのほかに神経痛、肩こり、首のこりからくる頭痛があります。
血管拡張が原因
片頭痛の発生メカニズムについてはまだ解明されていない部分もありますが、有力説としてはセロトニン説と神経血管説があります。また、遺伝の要因もあるとも考えられています。 
後頭葉にある動脈が突然収縮を始め、血行障害が起こり、20分もすると収縮した血管がもとに戻り始めるのですが、このときに血管のまわりにむくみが起こり,、ズキンズキンという拍動性の頭痛と、吐き気が生じます。
精神・筋の緊張が原因
筋緊張性頭痛では、ストレスからくる筋収縮が原因でストレスへ繋がるという悪循環が生じることがあります。
精神的、身体的なストレスによる緊張型頭痛
対人関係などによる精神的ストレス、不安やうつ状態が長期間続くことで、神経や筋肉の緊張が高まり、脳に影響を及ぼし、痛みを調整する機能がうまく働かなくなり、頭痛がおこります。
身体的なストレスによる緊張型頭痛は、不自然な姿勢を長時間続けることで、首や後頭部の筋肉が収縮して硬くなり、頭痛がおきます。
このような緊張型頭痛は、1日中コンピュータに向かう人に多くみられ、パソコンの長時間使用による眼精疲労が原因で頭痛がおこります。
群発頭痛の原因
視床下部の異変が頭痛原因、三叉神経血管が頭痛原因、内頸動脈の周囲が頭痛原因の説 があります。
牽引性
頭蓋内の痛覚感受組織が脳腫瘍、頭蓋内血腫、低髄液圧症候群等により引っ張られたり圧迫されることがあります。
炎症性
髄膜炎やくも膜下出血などでは、痛覚閾値の低下のために頭痛が起こります。
神経痛
頭部を支配する感覚神経である三叉神経や上部頸髄神経の損傷(後頭神経痛・大後頭神経痛等により)が頭部の神経痛を引き起こし症状をおこします。
関連痛
耳・鼻・歯などの疾患による痛みに関連して頭痛の症状がでます。
心因性
抑うつ性・心気性・妄想による頭痛などがあります。
症状
緊張型頭痛とは,両側後頭部から項部にかけて起こり、締め付けられるような鈍痛で、徐々に起こり、長く続く症状です。
片頭痛とは、間欠的におきる拍動性の頭痛で女性に多く発症致します。
群発頭痛は、眼窩部に数秒間キリで突くような激しい痛みを短期間に繰り返す症状がおこり、男性に多く起こります。
片方の目の奥や周囲から、上顎や頭の片側へと広がる激しい痛みが周期的に発生し、眼球の奥が痛みます。
涙、鼻水、鼻づまり、結膜の充血、瞼の浮腫みといった症状を伴い、毎日ほとんど同じ時刻に痛みだし、明け方に起こることが多いです。
1日に1~2回起こり、1回の痛みの長さは10分~1時間くらいで数時間におよぶ群発頭痛もあります。
治療
鍼灸治療には世界保健機構(WHO)でも下記の効果を認めており、この効果により適切なツボを治療することにより症状を軽減、解決を早めることが出来ます。
調整作用
組織・器官に刺激を与えて、機能を調整する作用。興奮作用と鎮静作用であり、 興奮作用は知覚鈍麻、運動麻痺のような神経の減弱、内臓器官の機能減退に、興奮させる作用。 鎮静作用は疼痛、痙攣のように機能が興奮している疾患に対して、鎮静させる作用。
鎮痛作用
内因性モルヒネ様物質あるいは下行性抑制などの機序により、鎮痛作用が作用する。
片頭痛の治療
片頭痛の治療穴
として
印堂、陽白、攅竹、前頂、通天、太陽、頭維、風池、翳明、百会、合穀、外関、陽陵泉、足三里、魚腰、崑崙、申脈、帯脉、脳空、
緊張性頭痛の治療
緊張性頭痛の鍼灸治療
として
風池、翳明、陽白、攅竹、頭維、百会、四神聡、太陽、
合穀、内関、外関、
足三里、行間、魚腰、、陽陵泉、太衝
群発頭痛の治療
群発頭痛の鍼灸治療
として風池、翳明、風府、陽白、攅竹、合穀、足三里、行間、魚腰、合穀、太陽、頭維、外関、陽陵泉、百会、四神聡、内関、太沖神経痛(後頭神経痛・大後頭神経痛))・心因性の治療
上記の頭痛の治療として洞刺、百会、天柱、風池、身柱、風門、心兪、曲池、手三里、陽稜泉を中心として、激しい頭痛には隠白
前頭部痛には、顖会、攅竹、青霊陽白、目窓
側頭部痛は、
客主人、完骨、正営
後頭部には、
後頂、後頂、脳戸、強間、瘂門、玉枕、天髎、通天
を加えて治療いたします。

トリガーポイント療法として筋郡の治療
は下記を治療いたします。
頭頂部の痛み

胸鎖乳突筋、板状筋
前頭部痛
胸鎖乳突筋、頭半棘筋、前頭筋、頬骨筋
こめかみ痛
僧帽筋、胸鎖乳突筋、側頭筋、頭半棘筋、板状筋
後頭部痛
胸鎖乳突筋、後頭下筋郡、頭半棘筋、頚板状筋、僧帽筋
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