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股関節痛、変形性股関節症
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股関節痛、変形性股関節症





変形性股関節症
変形性股関節症は、整形外科などでは治りにく、効果が出ない場合が多く、股関節の痛みの改善、関節可動域の改善などを行っていけば、痛みの軽減が可能になります。

原因
股関節の関節軟骨の変性は生理的にも年齢の増加とともに起こり、軟骨内の水分量が減り、弾力性が減退することにより、軟骨が摩擦・剥離しやすくなります。軟骨の小片が股関節内に浮遊し、その小片が関節を包む袋(滑膜)に巻き込まれ、破壊、吸収される結果、滑膜は炎症を起こし、股関節の痛みを誘発します。
関節包が肥厚して、さらに長期にわたり力学的な因子が作用して骨棘形成、関節の変形などが生じてきます。
症状
前面の痛み

腸腰筋(腸骨筋、大腰筋、小腰筋)の中央付近に鼡径靭帯が横切っており、この靭帯が筋肉に負担をかけることがあります。腸腰筋腱膜に炎症が起こり、座位時には足の付け根や奥深い方に重いだるさや痛みを感じることが特徴です。
外側の痛み
股関節外側にある筋肉(大腿筋膜腸筋など)が肉離れを起こす事により生じる痛で、股関節を内側や外側に動かす際、また坂を下る際に痛みを生じます。また大きな帯状の筋膜や腱が大転子の上を移動する際にスナッピング(弾けるような音)を感じ、股関節がずれてしまったような感じがすることがあります。股関節を曲げたり回旋させたときに起こり、バレエダンサー等によく見られるのが特徴です。また骨盤帯(腸骨稜)の外側への直接的打撃、いわゆる打撲等により痛みが生じることがあります。(ヒップポインター)打撲により、骨盤帯に付着する筋肉が硬くなり、痙攣を起こし、痛みがひどい場合は上体を曲げたりひねることも困難となります。
初期の症状
長期間の起立や歩行時の痛み、関節可動域制限

痛みは
鼠径部、足の付け根に始まることが多く、お尻や太もも、膝上部にまで及ぶことがあり、数日するとおさまってきます。
中期の症状
動作開始時痛
鼠径部、股関節の外側に痛み

内旋、外転そして屈曲、伸展制限
後期の症状
安静にしていても痛む
治療
筋性防御で、痛めている部位の周りの筋肉が緊張します。変形性股関節症で、関節をまたぐ筋肉(大殿筋、中殿筋、大腿筋膜腸筋、腸腰筋、ハムストリングなど)が緊張していると、股関節の関節腔はさらに狭まることになり、軟骨の摩擦を助長してしまいます。また、筋肉の緊張によるけん引痛も感じるようになり、股関節の痛みがさらに増したように感じます。
股関節に付着する筋(大殿筋、中殿筋)などに鍼治療をしていきます。
筋緊張の強い方には鍼に電気を流すパルス療法を用いて行うこともあります。
治療により股関節の筋肉(殿筋)を緩ますので、変形性股関節の痛みは軽減します。
股関節痛そのものの痛みをとる施術と、その予防効果を高めるために股関節痛を起こす原因となった筋への施術を同時に行っております。

股関節痛・ヒップポインター・大腿筋膜張筋のスナッピング
原因と症状
股関節は、お尻の筋肉(大殿筋、中殿筋、小殿筋、梨状筋、腸腰筋など)によって支えられており、股関節痛とは、これらの筋肉が硬くなっていることや炎症がある、股関節自体の問題によって起こってきます。

<股関節の動きと筋肉>
屈曲(股関節を曲げて脚を持ち上げる)・・・・腸骨筋、大腿直筋、大殿筋
伸展(お尻やもも裏の筋肉を使い、脚を後ろに伸ばす)・・・・大殿筋、ハムストリングス
内転(足を内側に閉じる)・・・・内転筋、薄筋
外転(足を外側に開く)・・・・・中殿筋、小殿筋
内旋(つま先と膝を内に向ける)・・・・中殿筋、大腿筋膜張筋
外旋(つま先と膝を外に向ける)・・・・大殿筋、大腿四頭筋
前面の痛み・・・腸腰筋(腸骨筋、大腰筋、小腰筋)
腸腰筋(腸骨筋、大腰筋、小腰筋)の中央付近に鼡径靭帯が横切り、この靭帯が筋肉に負担をかけることがあります。
急なしゃがみ込みや、急なダッシュ&ストップ等により筋肉が靭帯により圧迫を受け、腸腰筋腱膜に炎症が起こります。
座位時には足の付け根や奥深い方に重いだるさや痛みを感じることが特徴です。
外側の痛み・・・・(大腿筋膜筋など)
股関節外側の筋肉(大腿筋膜筋など)が肉離れを起こす事により生じる痛み。
特徴として、股関節を内側や外側に動かす際、また坂を下る際に痛みを生じます。
外側の痛み・・・・(大腿筋膜張筋のスナッピング)
大きな帯状の筋膜や腱が大転子の上を移動する際にスナッピング(弾音)を感じ、股関節がずれてしまったような感じがすることがあります。股関節を曲げたり回旋させたときに起こります。

側上部の痛み・・・・(ヒップポインター)
受傷直後は痛みが少なく、「数時間後あるいは翌日」に歩けないほどの激痛になることがあります。腸骨稜の外側への直接的打撃、いわゆる打撲等により痛みが生じることがあります。
打撲により、腸骨稜に付着する筋肉が硬くなり、痙攣を起こします。
全体的な股関節痛の症状として
足の付け根が痛い
お尻が痛い
>
あぐらをかけない
治療
大殿筋、中殿筋、小殿筋、梨状筋、大腿筋膜張筋、縫工筋、大腿四頭筋、大腿直筋、外側広筋、内筋郡、腰方形筋腸腰筋、が原因となることが多く、トリガーポイントとして痛みを発している。痛みを発している原因筋の治療により緩和していく。
股関節痛で最も良く見られるのは、
股関節の付け根の痛みで、腸腰筋、大腿直筋が大腿骨の付着部付近の痛みとして出てきます。

殿部の痛みでは、梨状筋、中殿筋、小殿筋などが原因で痛みが出る場合があります。
股関節周辺の筋肉は、体表から触れられない筋肉も多く、炎症等の原因となる筋を判断するには、下肢の動きに対する痛みを的確に捉えて治療いたします。

ヒップポインター(腸骨稜の打撲)の治療
当院では、初期は安静(スポーツ禁止)が重要ですから、安静とアイシング(冷却)を併せて指導しています。その上で、内出血や筋肉の損傷の治療・痛みの軽減・血流の改善などを目的に、テーピング、アイシング(冷却)などを行い、痛みなどの急性の症状が軽減すると、急性期の治療に加えて温熱療法・運動療法・ストレッチング・マッサージなどを行います。
トリガーポイント療法としての筋郡への治療

殿部痛
中殿筋、小殿筋、大殿筋、半腱様筋筋、半膜様筋、脊柱起立筋、腰方形筋、ヒラメ筋、梨状筋
股関節痛
小殿筋、大殿筋、腰方形筋、梨状筋、外側広筋、大腿筋膜張筋
鼠径部痛

恥骨筋、長内転筋、大内転筋、腹直筋、腹斜筋、腸腰筋
大腿外側痛と股関節痛
小殿筋、外側広筋、梨状筋、腰方形筋、大腿筋膜張筋、大殿筋
大腿内側痛
恥骨筋、内側広筋、薄筋、大内転筋
大腿前面痛
長内転筋、中間広筋、腰方形筋、腹直筋、縫工筋、恥骨筋、大内転筋、腸腰筋
大腿後面痛
小殿筋、半腱様筋、半膜様筋、大腿二頭筋、梨状筋


中殿筋、小殿筋、梨状筋の炎症による股関節痛
腰が痛い、股関節が痛い、下肢外側が痛い、膝が痛い、ふくらはぎが痛い、このような症状で、いろんな治療院に行ったが、腰、膝、ふくらはぎの治療だけで、痛みが取れない事がおおくみられます。これは
中殿筋、小殿筋、梨状筋の炎症による腰痛、下肢痛、膝痛、股関節痛であることとを、治療院が気が付かず、違う場所の治療をしてしまったことに原因があります。中殿筋、小殿筋、梨状筋の炎症により関連痛の出る場所は決まっており、トリガーポイント療法の知識を持つ治療院は、原因となる筋肉が特定できます。
症状
痛みは腰部の上下で帯状に感じられ、多くの場合殿部、股関節に広がる。中殿筋は大殿筋の下にあり、腸骨稜に沿って,もう一端は大転子に付着し、その場所を圧すると痛みが確認できる。
腰痛を起こす筋のトップに来る原因筋である。
原因
歩行中に重いものを運ぶと中殿筋を酷使する。長時間の立位、座位も中殿筋を酷使する。
治療
居髎、環跳及び、痛みを感じるポイントに刺鍼をする。多くの腰痛が中殿筋への適切な刺鍼により、迅速に改善することが出来る。
鍼灸治療によって、患部の血管が拡張し、十分に血液が供給される状態で、増加した免疫細胞等が梨状筋の筋の緊張や炎症を消去する効果があると言われています。
取穴としては痛みの出ている場所(阿是穴)、委中、腎兪、上髎,環跳、裏環跳、陽陵泉、丘虚、崑崙
梨状筋の一部は骨盤の内部にあるため大転子と尾骨下端の中点に刺鍼をする。

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