離断性骨軟骨炎の原因
離断性骨軟骨炎は関節軟骨がなんらかの原因ではがれる疾患です。跳躍をするスポーツにおける膝関節などスポーツにおける外傷が主な原因となります。10代の成長期では骨と軟骨の結合力が弱いために
よく起こる疾患です。
滑液包炎
スポーツ、日常生活などの繰り返しの刺激で起こり、外傷、痛風、関節リウマチ、感染症などが原因でも起こります。肩が最も起こりやすい部位で、肘、股関節、骨盤、膝などにもみられます。関節に炎症が起こり関節を包んでいる滑液包が腫脹、炎症をおこします。
症状
滑液包の中には少量の滑液が含まれていて、摩擦を軽減する役割を果たしています。無理な力が加わったり使い過ぎによって滑膜が刺激されて炎症が起こり、滑液が増加して滑液包が腫脹し圧痛・自発痛を伴います。慢性化すると滑膜が肥厚し、軟らかい弾性力のある腫瘤を触れます。慢性化すると熱感、発赤、全身性に発熱がみられることもあります。一般的に膝の水を抜くといいます。
治療
病変部位の組織への治療をします。鍼灸治療によって、局部の血管が拡張し、十分に血液が供給される状態で、増加した免疫細胞が筋付着部や靱帯の炎症を消去することを目的とします。急性期や炎症が強いときは、アイシング、安静、固定などのちりょうをいたします。
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