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線維筋痛症、FMS
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線維筋痛症、FMS






線維筋痛症の原因
線維筋痛症候群はFMSとも言われて、全身のあらゆる場所で痛みが発生する全身性慢性疼痛性疾患で、何らかの原因で痛覚過敏がおきているといわれていますが原因は不明です。一般的な血液検査や、レントゲン等の検査では異常が発見できなく、疫学的には男性よりも女性に多く、年齢は40~60才が多いとされています。

脊髄内の末梢からの痛みの伝達を抑制する仕組みがストレス等により機能低下
神経細胞の遺伝子が変異して書き換えられる

脳の神経細胞が電気信号を使って情報伝達する時に何らかの異常
細胞の器質的問題でなく、機能的な細胞の働きや活動に異常の問題
以上の説がありますが、原因は不明で、中枢神経系及び末梢神経系の機能異常ではないかと考えられています。
線維筋痛症の症状
全身に激しい痛みが生じるのは線維筋痛症の特徴で、線維筋痛症症状が重くなると髪やつめに触っただけで痛みが走り、意識がもうろうとなり寝たきりになります。
下記の症状がみられます。

痛み
筋肉痛や関節痛(発赤や腫れがない)、頭痛・リンパ節の痛み、喉の腫れ、腹痛、顎関節症候群、顔面筋疼痛症
体温調節失調
悪寒、微熱

睡眠障害
不眠、過眠、多夢

精神障害
不安、興奮、錯乱

中枢神経障害
アルコール不耐性、筋肉の痙攣、筋力低下、振戦、、ミオクローヌス、耳鳴り、視力低下

知的活動障害
健忘、混乱、思考力低下、記憶力低下、理解力低下

過敏性
光や音への過敏、アレルギー症状

全身症状
口内炎、朝のこわばり、頻尿、体重の変化、動悸、寝汗、低血糖の発作、不整脈、過敏性腸症候群、月経前症候群、発疹
線維筋痛症の治療

鍼の刺激では、周囲神経の痛覚神経の痛み信号の伝達を遮断することによって、脊髄の傷害性刺激信号に対しての反応を抑制します。また脳の鎮痛システムを興奮することによって、脳のエンドルフィンを増やし、脳のカテコールアミンは減らし、脳のモルヒネをも増やし、総合作用によって、鎮痛効果を発揮します。即効性は無いものの、3~4回の治療で効果を感じられるようになってきます。

トリガーポイント治療をおこないます。
トリガーポイントとして「押すと鋭い痛みを感じる過敏になった限局性のスポットで、筋組織の触診可能な策状硬結上の結節の中に存在し、結節とは指先で触ると、こわばり、シコリ、痛みを感じるところである。」 トリガーポイントの処置が難しいのは、痛みが別の場所に送られることにあり、従来の治療は痛みの場所に原因があるという仮説の元におこなわれてきましたが、トリガーポイントは殆ど別の場所に送り、関連痛として発痛し、医師、医療従事者を混乱させてきました。トリガーポイントとテンダーポイント(圧痛点)と混同されますが、テンダーポイントは局所的な痛みの原因となるだけで、トリガーポイントのように他の場所に痛みを送ることはありません。線維筋痛症にかかっている患者は、通常トリガーポイントとテンダーポイントの両方が存在し、トリガーポイントの治療を受けることにより痛みの症状を大きく改善されます。他の場所にある原因を見落とさないように治療するのが、トリガーポイント療法です。
鍼治療として
痛みを発する阿是穴
頚椎関節
風池、風府、大椎

肩髃、肩貞
肘関節
曲池、天井
腕、指関節
陽溪、腕骨、合谷、液門
腰関節
腎兪、大腸兪、命門
股関節
環跳、沖門、髀関
膝関節
膝眼、委中、足三里、陽陵泉
足首、足指関節
太沖、解溪、昆明、丘虚

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