Acupuncture Clinic TEL 042-455-5828
浮腫、むくみ,腎性浮腫,リンパ性浮腫,静脈性のむくみ,特発性浮腫
当院の紹介 治療科目 治療時間・休診日 治療方針・安全衛生 治療金額 アクセス プライバシーポリシー 予約 問い合わせ
浮腫、むくみ,腎性浮腫,リンパ性浮腫,静脈性のむくみ,特発性浮腫





























原因
むくみは浮腫とか水腫と呼ばれるもので、細胞外液量、特に間質液量の増加した状態をいいます.。この量が多いと体重増加や皮膚上から圧迫すると圧痕を残すことによって浮腫・むくみであると確認できます。
全身性と、体の一部に限局して発生する局所性があり、
全身性の原因として
心性、肝性、腎性、栄養性、内分泌性、妊娠性、薬剤性、突発性などがあります。全身性の場合、浮腫が形成されますと、有効循環血漿量が減少するため、浮腫はさらに増強されます。
局所性の原因として
リンパ管閉塞、静脈血栓症、炎症性、アレルギー性、血管神経性などがあります。
心性浮腫
心臓疾患の鬱血性心不全でもむくみは現われます。このむくみは引力の方向にはっきりとあらわれ、立位の場合には下肢に、仰臥位の場合は背中にあらわれます。初期には左足のみに認められますが、徐々に両足、全身性にみられるようになり、さらに進行すると腹水や胸水が溜まるようになります。
肝性浮腫
肝硬変などでむくみが見られます。腹水が溜まる前兆として最初左足にむくみがみられます。
栄養性浮腫
高齢者が体調不良で起こりやすく、低蛋白血症になり全身性のむくみがみられます。
薬剤起因性浮腫
非ステロイド性解熱鎮痛剤を連用していると、顔面から全身のむくみがみられます。またカルシウム拮抗剤でも足のむくみが認められます。
顔面のむくみ
腎性浮腫(急性腎炎、慢性腎不全、ネフローゼ症候群)
急性腎炎では主にまぶたのまわりにむくみがみられます。慢性腎不全やネフローゼ症候群ではまぶたのみならず、顔全体にむくみがみられ、特に慢性腎不全では顔色が少し黒ずんでみえます。
内分泌性浮腫(粘液水腫、クッシング症候群)
甲状腺機能の低下によってみられる粘液水腫のむくみは顔全体がはれぼったくみえ、眉毛は全体に薄くなりますが特に外側3/1 が脱落します。むくみは全身性にあらわれますが、圧迫しても元に戻る様なむくみです。クッシング症候群でも顔にむくみが現われますが、これは粘液水腫とは異なり、顔が月のように膨らみ、皮膚が艶やかに、むくみも全身性にあらわれます。
アレルギー性のむくみ(アレルギー性浮腫
代表的なものとしてクインケ浮腫があり、このむくみは数分から数時間見られ、すぐに消失します。このむくみは顔、手足、陰部、そして口や気道の粘膜にみられます。
足のむくみ
リンパ性のむくみ(リンパ性浮腫と静脈性のむくみ)
20歳前後に多く、片足にむくみが見られる原発性リンパ性浮腫があります。この原因はわかっていません。
原因不明のむくみ(特発性浮腫)
女性によく見られるむくみで、足や首にあらわれ、その変動が大きく、原因が明確でないため特発性浮腫と呼ばれています。

症状
東洋医学的にみて
気虚タイプの場合
疲れなどで、気の量・機能が低下して、新陳代謝や内臓の働きが弱っている状態です。軽いむくみが、顔や足に現れ、休むと回復します。気力や元気がない、疲れやすい、声に力がない、風邪をひきやすい、息切れしやすい。
気滞タイプの場合
ストレスなどにより、気の流れがスムーズでなくなり、部分的に気が停滞している状態です。むくんでいるところを押すとすぐ戻ります。イライラしやすい、憂鬱感がある、げっぷやおならが出やすい・おなかが脹る・胸脇が脹って苦しい、痛む場所が変化する。
陽虚タイプの場合
慢性疲労や長期にわたる疾患などにより、体を温める機能が低下している状態です。むくみは下半身に現れ易く、押すとへこんで戻りません。全身または手足が冷える、寒がりである、軟便、下痢、冷えると悪化し、温めると軽減、胃腸が弱い。
湿熱タイプの場合
暴飲暴食・脂っこいものや辛いもの、酒などの過剰摂取により、体に余分な水(痰飲)と熱が発生している状態です。むくみは全身、特に腹部にみられ、暑がり、汗かき、吹き出物、赤ら顔、食欲旺盛、痰がよく出る、肥満となります。
寒湿タイプの場合
胃腸が弱く冷たい物の飲食や体が冷えて、体に溜まった水が冷えて固まっている状態で、足が重だるい、疲れやすい、下痢、局部または全身の冷え感、胸苦しい、悪心嘔吐、痺れがあります。

治療

水(津液)の流れを調整すれば鍼灸治療によって血流の悪さ、冷えを改善することでむくみを解消することができます。
全体治療として、
足三里、陰谷、豊隆、陰陵泉、水分、人迎、懸鐘、三陰交
気虚タイプの場合
気滞タイプの場合、気の流れをスムーズにし、むくみの改善を図ります。
陽虚タイプの場合
治療として体を温めながら、冷え症状を徐々にとっていき、自分で体を温める力を引き出すことで、むくみの改善を図ります。
湿熱タイプの場合
治療としては、体にたまっている余分な水(痰飲)と熱の発散を促すことで、むくみの改善を図ります。

寒湿タイプの場合
このタイプの治療として胃腸機能を高め、水分代謝を促し、むくみの改善を図ります。

パルス療法・・・・・マイナス通電(完骨)、プラス通電(外関・内関) 


トップに戻る・・・Copyright 2014.11.13 Acupuncture Clinic All Rights Resaved