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下肢静脈瘤
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下肢静脈瘤











原因
静脈瘤とは、眼に見える曲りくねった、線を描くような、拡張した表在性の大きな静脈です。
静脈血管内には血流の逆流を防ぐための弁があり、血液の逆流を防止する弁は妊娠や加齢等により正常に機能しなくなる場合があります。弁が機能しなくなると血液は正常に流れず逆流し、血管内に血液が溜まってしまい、行き場が無くなった血液は、静脈血管の弱い部分に溜まり、徐々に拡張され、太い血管がボコボコと膨らんだり、細い血管が目立つようになります。静脈瘤の多くは病因が不明で、逆流を伴う原発性の静脈弁閉鎖不全、構造的な脆弱性による静脈壁の原発性の拡張によって静脈瘤が起こることがあります。多くの静脈瘤は、足の皮膚表面近くを走る表在静脈(大伏在静脈、小伏在静脈)の弁が壊れて発生します。弁が正常に働かないと、血液は逆流することになり、脚の下方に血液が溜まり、その結果、静脈は拡張し、静脈瘤ができてきます。足の深部を走る深部静脈血栓症により静脈内圧の上昇のため弁が壊れ静脈瘤が出来る場合もあります。

症状
静脈瘤は典型的には無症状ですが、脚に膨満感、圧迫感および痛み、または知覚過敏を生じることがあります。静脈瘤ができると、脚がむくむ、だるい、重い、痛む、火照る、脚のこむら返りなどの症状が出やすくなります。治療をしなければ、むくみ、だるさ、皮膚の色素沈着、潰瘍にいたる場合があります。足の静脈内にできた血栓(血の塊)が肺動脈に詰まって呼吸困難になり、心臓の機能が低下する病気、エコノミークラス症候群などに影響を及ぼす場合があります。静脈瘤のなかでも伏在静脈瘤は、約70%がこのタイプの静脈瘤です。血管の太さが1~2mmくらいの網目状静脈瘤、血管の太さが1mm以下のクモの巣状静脈瘤に分けられます。

治療
鍼灸治療には世界保健機構(WHO)でも下記の効果を認めており、この効果により適切なツボを治療することにより症状を軽減、解決を早めることが出来ます。

調整作用
組織・器官に刺激を与えて、機能を調整する作用。興奮作用と鎮静作用であり、 興奮作用は知覚鈍麻、運動麻痺のような神経の減弱、内臓器官の機能減退に、興奮させる作用。 鎮静作用は疼痛、痙攣のように機能が興奮している疾患に対して、鎮静させる作用。
反射作用
痛みの刺激に対しての反射機転を介して、組織・臓器の機能を鼓舞、抑制する。
誘導作用
患部に刺鍼、もしくは遠隔部に刺鍼をして、血管に影響を及ぼし、充血を起こして、患部の血量を調整するものであり、直接その患部に施術して、血流を他の健康部から誘導する方法と、充血、炎症に、その部分より隔たった部に施術することにより、血液をそちらに誘導し、患部の血量を調整する方法がある。

気・血・水の調節し、下肢の血流改善の為の治療もします
取穴として
懸鐘、三陰交、血海、陰陵泉、足の三里、委中、合陽、承山、太渓、陽陵泉、
合谷、曲池、三陽絡、
瘂門、前頂、風府、人迎、
腎兪、志室、気海兪、三焦兪

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