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ネフローゼ症候群
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ネフローゼ症候群





原因
腎臓糸球体の病変のため多量の蛋白が尿に出現し、低蛋白血症、浮腫、高脂血症を呈する状態です。
細尿管に蛋白変性、脂肪変性が見られ、ネフロン(糸球体と尿細管を合わせたもの)の病気という意味で、ネフローゼとは糸球体から血液中の蛋白質が漏れて、尿に出てしまう病気といえます。
ネフローゼ症候群は、体の各所に影響を及ぼすさまざまな病気が原因で生じます。
糖尿病、全身性エリテマトーデス、 アミロイドーシス、癌(リンパ腫、白血病、各種の充実性腫瘍)、糖尿病、妊娠中毒症、ウイルス感染、腎炎症候群、非ステロイド性抗炎症薬、ダニやウルシ科の植物に対するアレルギー、遺伝性等から発症します。
ネフローゼ症候群には、糸球体腎炎に続発するリポイド・ネフローゼ、二次性ネフローゼがあります。
一次性ネフローゼ症候群(微小変化型ネフローゼ、膜性腎炎、膜性増殖性腎炎、巣状糸球体硬化症)の成人が70~80%と多数を占め、糸球体にだけ病変を生じ、特発性ネフローゼ症候群で原発性糸球体疾患です。。
二次性ネフローゼ症候群は、小児では紫斑病性腎炎が多く、糖尿病性腎症やループス腎炎は成人の発症が多く、続発性ネフローゼ症候群で続発性糸球体疾患です。
症状
食欲不振、全身のだるさ、過度のナトリウムと水分の貯留で起こる瞼の浮腫や腫れ、腹痛、筋肉の萎縮、尿の泡立ち、腹腔に腹水・胸水がたまって息切れ、膝の腫れ、男性では陰嚢の腫れ等があります。
ムクミ・浮腫は夜間には、瞼など体の上部、日中で座っているときや立っているときには、足首など体の下部におこります。
多量の蛋白が尿中に排泄されるため、血液の中の蛋白が少なくなり、血管の中に水分を引く力が弱まって、血管外の組織に浮腫がおこってきます。
小児では血圧は一般に低く、起立したときに血圧が下がります(起立性低血圧)。
成人の場合は、低血圧、正常血圧、高血圧とさまざまで、血管から組織に体液が漏れることで循環血漿量が大幅に減少し、腎臓への血液供給量が少なくなると、尿量が低下し腎不全が起こります。
浮腫(むくみ)
指でぐっと骨に押しつけて離すと圧痕が残る。浮腫のためにまぶたが開き難くなることもある。
尿量の減少
1日に400ml以下の乏尿になる。
大量の蛋白尿
尿に石鹸のような泡が立ち、なかなか消えない。
体重の増加
体内に水分がたまるために急に体重が増える
多い時には5~10kgも増加し、顔や足が腫れぼったくなる。
高脂血症(高コレステロール血症)
治療
鍼灸治療は腎臓糸球体の血液循環をよくし、腎臓糸球体血管を修復する効果があるといわれています。
治療として腎兪、次髎、大腸兪、大巨、照海、京門、命門、足三里、関元、三陰交、気海、中極、内関、章門、陰陵泉、気海

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