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| 喉の異物感・喉のつまり感・梅核気・ヒステリー球・咽喉頭異常感症 |
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 喉の異物感・喉のつまり感・梅核気・ヒステリー球・咽喉頭異常感症 |
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原因
精神的なストレスを強く感じると喉が詰まったような異物感を訴える方がいます。病院で診察を受けても異常が無い場合が多いようですが、本人の自覚としてはかなり辛いと感じている場合が多いようです。現代医学ではヒステリー球とか咽喉頭異常感症といわれるものですが、東洋医学では梅核気といわれる症状です。様々な要因により情志（感情）が失調し、長期化することで臓腑や気血の機能が失調するために生ずる気鬱や気血の損傷、痰飲などが原因とされています。
梅核気に対する東洋医学的考え
肝気鬱結
気の滞りが原因です。気は全身をくまなく流れているのですが、イライラやストレスがたまり、発散されずにいる為「肝気」が鬱結してしまいます。
痰凝気滞
咽頭部は津液で潤されている器官なので、体質や病症によって、常に湿邪や痰飲をうみやすくなります。
梅核気に対する鍼灸治療
ストレスの緩和、気の流れをスムーズにする鍼灸治療を行います。鍼灸治療では比較的短期間の治療で症状は軽減消失することが多いですが、憂いごとがある場合や強いストレスを感じた場合、あるいは更年期症状が安定していない場合などには再び症状が表れる場合もあります。梅核気症状を呈する方の場合には不眠、煩熱、煩燥、耳鳴り、自汗、心悸、胸痛、頭痛などといった症状を併せて呈することが多く、全体的な調整をしつつ改善を図ることが大切であると考えます。
主な治療穴
間使、豊隆、解谿、陰陵泉、天突、列缺、照海、神道、内関、神門、三陰交、太衝 |
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