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老化による難聴
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老化による難聴

原因
難聴とは、耳が聞こえにくい、聞こえないなど聴力が低下した状態で、主に老化現象が多い、産まれつきの難聴、精神的ストレスなどによる難聴、突発性難聴は原因不明のことが多いです。東洋医学では、耳機能の変調は実に腎機能の衰退と密接な関係にあると理解され、腎は耳と二陰に開竅すると言われているように、腎と耳は無形な経絡を介して直接相通じており、健康体の時には,腎精気がこの経絡を通じて耳に到達し、耳竅(内耳、迷路)を滋養することによって、様々な耳の生理学的機能の発現に寄与すると考えられています。
伝音難聴

外耳や中耳の病気の場合、外部の音を内耳に伝える効率が落ちるために難聴が起こり、大きな音は聞こえ、自分の声は明瞭に聞き取れます。外耳または中耳の傷害に起因する難聴で、生まれつき外耳道が塞がっている、頭部に衝撃を受け側頭骨や内耳を破壊した場合、中耳炎のような振動を伝える器官に炎症を起こしていたりする場合に発生します。
感音難聴
内耳の病気の場合、小さな音が聞こえないだけでなく、ことばを聞き分ける能力も落ち、程度がひどいときは聾(ろう)となり、自分の声も聞こえませんが、補充現象で大きな音がうるさく感じられることもあります。音の振動を判断する内耳の感覚細胞の機能低下、感覚細胞から脳への神経障害が原因で生じる難聴、各種病気や抗ガン剤のような薬で神経が破壊、老化により蝸牛内部の有毛細胞が減少した場合に発生します。
症状
伝音性難聴
音響難聴といってライブハウス、ヘッドフォンで大音量・長時間にわたり音楽を聴いていると生じる現象で、感覚細胞が麻痺・破壊されることで起こり、一般的に100デシベルの音を1日15分以上聴くと難聴になりやすいです(ヘッドフォン難聴)  
感音性難聴

症状が比較的軽い場合は、雑音との聴き分けが出来ない、言葉が聞き取れない、間違って聞こえてしまう、多人数での会話が難しい、高い音域が聞き取り難い、低い音域が聞き取り難い等の症状が見られます。内耳性難聴と後迷路性難聴に分かれています。
混合性難聴と機能性難聴
混合性難聴は伝音性難聴と感音性難聴の両方の症状が発生している状態。純音聴力検査では、骨導聴力レベルより気導聴力レベルが低くなる特徴が見られます。機能性難聴は精神的要因など、肉体的要因以外によって聴力の低下が起きる現象で、精神的要因がハッキリしている場合は心因性難聴と呼ばれます。
治療
鍼灸治療で脳橋を刺激することによって脳橋の働きが活発し、皮質の聴覚エリアの聴覚の働きがよくなるといわれています。東洋医学的には感音難聴の鍼灸治療として、理気通竅の為に外関、翳風、聴会、聴宮、糸竹空、液門、
補腎益精・養耳健脳の為には太籍、復溜、腎愈、命門、脾愈、足三里を取穴する。
伝音難聴の場合、原因治療が必要です。

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